今春 悲劇が起こりました。
携帯電話をとると 弊社専務取締役で現役トップレーシングライダー 秋吉耕佑選手がテスト走行中に転倒して ドクターヘリで緊急搬送 かなりの重傷との報告でした。
独協医大での精密検査で 左大腿骨頸部骨折 人工骨頭置換術も・・・
小林弘幸教授の計らいで、直ちに順天堂大学医学部整形外科チームに手術を依頼し 世界最高レベルの治療を受ける機会に恵まれました。
しかし、1か月半弱の入院生活、過酷なリハビリ・・・
今季のレースは絶望的でした。
しかし、必ず早期復帰すると私と秋吉選手で誓い合いました。
照準を体力的に過酷なレースで有名な 鈴鹿8時間耐久ロードレースに絞りました。
この過酷なレースを復帰レースと決め目標を持って骨折の治療とリハビリ、そして絶対に優勝するためのトレーニングを行うことを話し合って決めました。
勿論、通常のリハビリやトレーニングでは優勝どころか出場も間に合いません。
1か月半、寝たきりに近い状態になって、わずか2-3か月でトップアスリートの筋力や内臓機能が完全に回復することは残念ながらありません。
―― 唯一の手段は自律神経へのアプローチするトレーニング。
出場する以上、絶対優勝して2連覇する。王者としての誇りを保つために導入した、セル・エクササイズ。
これまでのリハビリやトレーニングの医学的常識を覆す トレーニング:セル・エクササイズをアレンジして毎日、病室で行ってもらいました。
驚異的な回復で 7月27,28,29日 鈴鹿8時間耐久ロードレースが復帰第1戦となります。
灼熱の炎天下、1時間の究極のノンストップライディングを4回行わなければなりません。
転倒しないで 最速290キロのマシーンをコントロールする集中力。多量の脱水でも意識をコントロールする精神力。腰や前腕への過酷な負担。
秋吉耕佑にとって、筋力・内臓機能も完全復活していない状況でも勝算はありました。
予選は力をセーブして4位。
ペアライダーもテストを行わない状態でぶっつけ本番。
しかし、ライダーをサポートする体制は、メディカル、テクニカルは世界最高レベルの布陣です。
マシーンが予想以上にコントロールできない中、ダントツの優勝を満身創痍になりながら果たしました。
ライバルチームのライダーは焦りや気負いで転倒続出の中、リラックスして集中力を保つことができました。
メディカルスタッフ、テクニカルスタッフのチームワークも最高でした!
転倒で優勝を逃し3位だった2009年のリベンジを同じペアでリベンジすることができました。
秋吉耕佑選手(F.C.C. TSR Honda) 2連覇達成!!
http://www.suzukacircuit.jp/8tai/report/report.html(外部リンク)
決勝レース結果Top 3
1位 F.C.C. TSR Honda(J・レイ/秋吉耕佑/岡田忠之組)
2位 TOHO Racing with MORIWAKI(山口辰也/高橋裕紀/手島雄介組)
3位 YAMAHA FRANCE GMT94 MICHELIN YAMALUBE(D・チェカ/K・フォーレイ組)
日本各地を転戦する全日本ロードレース選手権では、
常にトップ争いを繰り広げる展開でファンを魅了しています。
「鈴鹿サーキット」8時間耐久ロードレスの表紙、ポスターを写真にしてマシンの紹介をする。
世界でも有名な鈴鹿8時間耐久ロードレースでバイクを走らせるだけでなく、優勝争いをするライダーをスポンサーすることで、露出が高くなりテレビや媒体に映ることが多く宣伝効果は絶大です。
全国ネットのBS無料放送で番組があるため、さらにシーズンを通して秋吉がトップを走ればさらに露出が上がり、会社の認知度が上がります。走る広告塔として、費用対効果を得ることが出来ます。
子供に夢を与えたり、走ることで元気を与えることが出来る感動を一緒に味わうことが出来ます。
新入社員や社員研修の一環としてレーススタッフとしてチームの広報をサポートしていただくことで、社内教育の一環としてサーキットを使っていただくことも可能です。
■ 露出媒体
秋吉耕佑掲載パンフレット写真「鈴鹿サーキットポスター」
「全日本ロードレース各地のサーキットのパンフレット表紙」
「BS12ch (全国無料放送) 全日本ロードレース選手権放送」
タイヤメーカーカレンダー、ポスター(開発ライダー予定、媒体宣伝のために起用されます)、ヘルメットメーカーポスター(広告宣伝用イメージキャラクターとして採用されているため)
メーカーの写真は、各バイク雑誌に毎月掲載されます。
そのたびにマシン、ライダーが登場するため広告費用を使用することなく露出が可能です。その他、各雑誌、中日スポーツでの取材など多数。
秋吉耕祐主な実績
2007年、鈴鹿8時間耐久ロードレース 優勝。
2008年には日本ロードレースが行われる公式サーキットのすべてのコースレコードを更新
2009年、鈴鹿8時間耐久ロードレース予選、トップテントライアルで唯一の2分7秒台の最速タイムでポールポジション獲得
2010年、鈴鹿8時間耐久ロードレース パートナーの転倒にかかわらず驚異的な最速ラップでの追い上げで3位表彰台に、ロードレース世界選手権MotoGPもスポット参戦、世界に通用するトップライダーとして大きな注目を集めている
2009年、2010年 鈴鹿8時間耐久ロードレースファステストラップ(最速ラップ)記録保持者
国内最高峰二輪レース JSB 1000 2010年総合王者
2011年、鈴鹿8時間耐久ロードレース 優勝。
国内最高峰二輪レース JSB 1000 2011総合王者 2連覇達成
2011年 鈴鹿モータースポーツ顕彰受賞
2012年 鈴鹿8時間耐久ロードレース 2連覇達成